フィルムカメラって聞いたことありますか??カメラの種類の一つで、カメラブームが来ている現代、カメラを趣味にする人の間で一昔前を感じさせるフィルムカメラが注目を浴び始めています。そんなフィルムカメラにはどんな種類があるのでしょうか?趣味一覧大辞典でフィルムカメラの種類一覧をご紹介していきましょう。
目次
フィルムカメラの種類
●一眼レフカメラ
●レンジファインダーカメラ(レンズ交換式)
●コンパクトカメラ
●二眼レフカメラ
●スプリングカメラ
●フィールドカメラ
●ビューカメラ(モノレールカメラ)
●トイカメラ
●パノラマカメラ
●インスタントカメラ
●レンズ付きフィルム
一眼レフカメラ
デジタル一眼レフカメラと同じく、カメラの中の鏡(ミラー)を使ってファインダーを見る種類のカメラです。これから本格的なフィルムカメラがほしい方には一眼レフカメラがおすすめです♪
フィルムカメラが最盛期の時代、一眼レフカメラは高級品でした。
1960から1970年代の金属製の種類は、精密感あふれる魅力的な仕上がりになっています。また1980〜1990年代のプラスチック製の種類もレトロで可愛く、使いやすく仕上がっているんです。
また多彩な交換レンズで、広角レンズから望遠レンズ、マクロ撮影まで様々なシーンの撮影を楽しめます。凄く手に入れたいけど、高いなとお困りの方は、ぜひ中古でお探しください。Nikon、Canon、PENTAX、OLYMPUS、MINOLTAなど日本製のフィルム一眼レフカメラは、カメラ本体も交換レンズも、中古を手頃な値段で手に入れることが可能です。
レンジファインダーカメラ(レンズ交換式)
レンジファインダーカメラとは、Leica(ライカ)に代表されるカメラ内に“距離計”を組み込んだ種類のカメラのことです。距離計とは何でだろうと思いますよね。距離計とは、三角測量の原理で光学的にピントを合わせる装置です。具体的には、撮影者から被写体までの距離を測る光学器機のことを指します。精密なものは測遠器、測距儀などと呼ばれているそうです。
レンジファインダーの原理
レンジファインダーはフィルムカメラの中でも非常に精密な機械のため、フィルムカメラマニアの間では一眼レフカメラ以上に人気があるのです♪
レンジファインダーカメラの特色としては、スナップ写真撮影に適していることです。決定的瞬間を切り取るための速射性ならフィルムカメラで叶うものはいません。
他にレンジファインダーカメラ用のオールドレンズは描写力に優れており、カメラマニアには重宝されてるものが多いです。また現代のレンズには出せないヴィンテージ感漂うレトロ感を楽しめるのもレンジファインダーカメラの魅力なのです★
コンパクトカメラ
コンパクトカメラとは、レンズが固定式の35mmフィルムカメラのことです。
デジタルカメラが普及する前の1990年代には、記念写真や旅行でもっとも多く使われていた種類のカメラでした。コンパクトカメラの全盛期は1970年代後半から1990年代ですが、2018年頃からもオートフォーカスのコンパクトカメラが再び人気が出始めました。
コンパクトカメラの一番の魅力は何といっても操作が簡単なことです♪
フィルムカメラというと使い方が特別なように感じるかもしれませんが、基本的にオートフォーカスのコンパクトカメラは、シャッターボタンを押すだけでOKです★初めてフィルムカメラを始める人におすすめのカメラです。
ただカメラの動作は全自動なので背景をボケすなどのテクニックを使うことはできません。
二眼レフカメラ
二眼レフカメラは、カメラのレンズが上下に二つ並んだレトロ感で有名なクラシックカメラのことです。主に1950年代に流行したカメラの形です。二眼レフカメラんは単なるアンティークではなく、現在でも実際に撮影に使うことができるカメラなんです♪二眼レンズんの特徴は、何といっても正方形のましかく写真が撮れるということです。
さらに“中判カメラ”という種類のカメラで大きなフィルムを使うため、スキャンしたり紙にプリントしたりするとデジタルカメラでも真似できない精密な描写を楽しむことできます★
ドイツのRollei(ローライ)やチェコスロバキアのFlexalet(フレクサレット)など海外製のデザイン性あふれる種類が多いのも魅力の一つです。
スプリングカメラ
スプリングカメラとは、見た目はクラシックで蛇腹を使った比較的小型のフィルムカメラのことです。二眼レフカメラと同じ中判カメラに分類されます。
スプリングカメラが蛇腹になっている理由とは、レンズを折りたたんで小さく収納させるためだとうです。二眼レフカメラはサイズが大きく重たいため持ち運びが大変なのですが、スプリングカメラならカバンに入れっぱなしにしてもかさばらないでしょう。
収納された状態から撮影できる状態にするには、開閉ボタンを押すとバネ(スプリング)の力でワンタッチでレンズが開きます。これが“スプリングカメラ”という名前の由来なのです♪
フィールドカメラ
フィールドカメラは、大判カメラに分類されるフィルムカメラの一つです。
屋外で超高画質のフィルム撮影に適した種類のカメラで、折りたたむことができるため、大判カメラのなかでは取り回しが比較的楽なタイプです。ただ、撮影するには“露出”などの専門的な知識が必要になります。
ビューカメラ(モノレールカメラ)
ビューカメラ(モノレールカメラ)は大判カメラの中での室内用の種類のカメラをいいます。以前は、広告に使用させる写真などのスタジオ撮影に使われたカメラですが、現代のカメラのデジタル化でによりビューカメラの役割は終わったといってもいいでしょう。
大判カメラの中では、フィールドカメラよりも中古で安く手に入るのが魅力のカメラです。屋外でも使えますが、かなりカメラ自体が大きいので持ち運びは不便でお勧めしません。
トイカメラ
一眼レフカメラやレンジファインダーカメラなどの高級カメラに対立するカメラとして人気を集めているのがトイカメラです★
トイカメラの特徴は、レンズなどの部品の性能が低いため、逆に独特な魅力あふれる写真が撮れるということです。世界各国のアーティストが愛用していることでも知られています。
実はトイカメラには2種類あります!
1種類目は、最初からおもちゃ(トイ)として作られたカメラです。2種類目は極端にローコストにするために性能が低くなったカメラです。
トイカメラの2大有名機種であるHOLGAとLOMO LC-Aは、どちらも2種類目の用途で作られました。世界の写2種類とも世の中の写真の表現方法に新しい風を吹き込んだカメラです♪見た目のコンパクトでとてもかわいいです。ぜひ店頭で手にとって見てみて下さい!
パノラマカメラ
パノラマカメラとは、普通の写真よりも横長の写真が撮れるフィルムカメラのことを言います。パノラマカメラのフィルムは、長く巻かれた構造になっているんです。撮影する際に長い面積を一度に撮影する構造にすることで、ワイドな写真を実現することが出来ます。
デジタルカメラでパノラマ撮影をしようとすると、イメージセンサーから作り直さなければなりません。パノラマ撮影はフィルムカメラならではのスタイルと言えます。
最近では、iPhoneのカメラの撮影方法にもパノラマが加わり、パノラマカメラの必要性が減退し始めています。
インスタントカメラ
インスタントカメラとは、撮影後すぐに写真を紙媒体で見れるカメラのことです★有名な種類としては、“ポラロイド”や“チェキ”があります。その場ですぐに写真を印刷してみることが出来るので、若者の間で人気があります♪
またデジタルカメラが普及する前は、すぐに写真を見る方法はポラロイドなどのインスタントカメラ以外に存在していませんでした。
また最近はやっている“写ルンです”はフィルムインスタントカメラではありません。
レンズ付きフィルム
レンズ付きフィルムとは、いわゆる“写ルンです”のことを指します。
レンズ付きフィルムの魅力は何といっても使い方がとても簡単!!初めてフィルムカメラを使う方にとって難しいのがフィルムのはめ込む作業です。
しかし写ルンですならはじめからフィルムが入っているので、失敗の可能性はゼロです♪
安価で使い捨てなためカメラの機能に制限があり画質はそれなりに低いですが、それも逆にフィルムカメラの“味”として注目を集めています★
最後に…
皆さん、フィルムカメラどうでしたか??
もうほとんど使われていないレアものもご紹介しましたが、カメラには撮影方法によってこんなにも種類が豊富だということをお分かりいただけましたでしょうか?また、少しでも、この記事で皆さんがフィルムカメラに興味を持って頂けると嬉しいです♪ カメラはその時の瞬間をありのまま収めてくれる素晴らしい記憶箱です!ぜひ、カメラを趣味にしてみてはいかがでしょうか★
それでは引き続き、趣味一覧大辞典をお楽しみ下さい!